予期せぬ事象

2011/03/14

人生、一寸先は。。。とは良く言いますが、今回の大地震は、寝耳に水の出来事で、なんと言えば良いのかわからず、毎日ニュースを見ています。

高校2年の冬、西宮に住んでいて被災した時のことを思い出しました。同級生が二人他界し、色々と考えていたことを思い出しました。
9年間同じクラスで一緒に過ごした友人だっただけに、なんと言っていいか。。。いまでも言葉にできません。忘れないようにしよう、それが一番強く残っている気持ちかも知れません。

人生ってなんだろう、生きるってなんだろう、色々と見つめる機会になったと思います。

そうして時が過ぎ、神戸はいまや地震前よりも綺麗な町になり、新しく復興した場所になりました。

私は、よく西宮浜で夕日を眺めるのが好きで、図書館の帰り道に立ち寄っていました。高校の頃、地震の前に見た景色、私の中では思い出のたくさん詰まった景色でした。

色んなことがあり、10年以上の時を経て、同じ場所に戻った時、同じ場所なのに何か違う、景色が少し変わっている、空気も少し違う、でも同じ場所。

町って、こうやって時間で変わるんだ。そう思ったとき、町を眺める自分も十年以上前から変わったことに気がつきました。同じ私なのに、私自身も変わったんだな、と景色を眺めた時に感じました。

長い時間の流れの中で、起きてほしくなくても起こってしまう出来事、受け入れることしか出来ない出来事が世の中にはあります。人の努力では到達出来ない力でおこること、小さいことも大きいことも含めてそういう法則があるような気がしてしまいます。


大切なのは、何か出来事があったあと。

何かが起きるために備えることももちろん大切なのですが、起きた後にどう立ち上がるか、神様に試されていると思います。

いま、色んな人が自分出来ることは何か考え、実践しています。ひとつ、とても賛同したくなる試みをしていらっしゃる方がいたので、フォローさせていただけたらと思い、ご紹介します。

芦屋の花屋さん「アイロニー」の谷口さんのサイトです。

https://www.illony.com/prayforjapan/2011/03/post.html
https://justgiving.jp/c/3008

花やさんだからできること、彼にしか出来ないことをカタチにされ、実践していらっしゃいます。

考え、それを行動に移すこと、それが大切なのかなと思います。
私には何が出来るのか、考えている所です。

行動に移せる日が来たら、ここでまたご報告出来ればと思います。


早く春が来ますように。。。。

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